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育てるこだわり

​野菜を育てる7つの「こだわり」

 

私たちは生産者であり消費者の一員でもある以上、土づくりから収穫まで「安心・安全な自給であること」、「おいしいこと」にとことんこだわっています。私たちは森の生態系を軸とした考え方を中心に多様な植物、生物が支え合う「自然」の仕組みが、お客様に上質な野菜を届けることにつながると考えています。

 

 

ITも駆使するハイブリット農法

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おいしくて健康な野菜を育てることと効率的に農作業を行うことを両立するため、「身土不二」の概念と有機農業の基本を踏まえた上で、今までの常識を疑い、可能な限りムリ・ムダ・ムラを省き、一から必要なモノは何かを考え、作業工程に合わせ選択しています。

また、クラウドコンピューティングにて農園内の情報共有を目的に、スマホとパソコンを活用した圃場管理やスケジュール管理などを行っています。

 

※身土不二

人と土は一体で、人の命と健康は食べ物で支えられ、食べ物は土が育てている、という考え方。

 

 

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​丹精込めた土づくり​

全ての野菜作りの基本となる土。農薬・化学肥料に頼らない当農園では、豊富に微生物を含んだ完熟堆肥(たいひ)を一から作っています。野菜を土にしっかりと根づかせ健康に育てることで、虫や病気に強くなり安心・安全でおいしい野菜が収穫できます。

※完熟堆肥の施用で通気性・保水性に優れた土となり、空気を取り込みやすく植物の根や微生物に良好な環境を提供します。豊富な微生物の働きで肥えた団粒構造の土になり、じっくりと野菜に栄養を供給してくれます。

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「品種に勝る技術なし」。どんな品種の種をまくかで、その野菜の作りやすさや収量・味などに差が出ます。野菜に求める特徴や畑との相性などで選択肢は様々です。

また、品種を使い分けて長期間収穫できるように工夫します。例えば、ハウスなどの保温に頼らず、キャベツや白菜は極早生種から耐寒性が高い晩生種まで2~3種類を作ることで春遅くまで食べることができます。野菜の少ない端境期である春先にもとれるカキナやビタミン菜も作っています。

 

 

土地に適した品種選び

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良質な環境で育てる

はしもと農園の畑は松阪市の里山にあり、正直なところ交通の便は良くありません。ただ「山の方にある」ということは、山のキレイな湧水を贅沢に使って野菜を栽培できるということ。また平地よりも涼しいため寒暖の差が野菜をおいしくしてくれます。辺り一面が緑に被われる風景は、普段農業をしない方にも一度ご覧頂きたい絶景です。

 

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農薬・化学肥料に頼らないはしもと農園では、害虫防除にコンパニオンプランツ(混植)、抑草効果にリビングマルチを利用した栽培方法を行っています。害虫は手で捕ったり、寒冷紗(細かいメッシュ状の布)などのベタがけやトンネルがけをしたりしています。

また、天敵を利用した害虫対策をすることもあり、その場合は天敵の住み家となるような植物を近くに植えます。

※コンパニオンプランツは匂いなどで害虫が野菜に害を与えるのを防いでくれます。トマトにはニラを一緒に植えると病原菌対策になり、キャベツなどアブラナ科の野菜にはレタスなどキク科の野菜を一緒に植えると害虫対策になります。

農薬に頼らない害虫対策

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​ダブル排水で天災対策

異常気象によるゲリラ豪雨はせっかくの作物を台無しにしてしまいます。

はしもと農園では、2種類の排水方法を併用することにより、湿害の原因である酸素不足を絶ち、根の養分吸収を旺盛にし、健全に成長させます。

1.明渠排水(めいきょはいすい)

・地上に額縁明渠といわれる深さ60㎝の水路を設け排水します。

2.暗渠排水(あんきょはいすい)

・地下の硬盤層に亀裂を入れ、深さ40㎝の弾丸暗渠で額縁明渠につなげ透水性・排水性を向上させます。また空気量も増加します。

 

 

 

 

​明渠排水

 

暗渠排水

 

はしもと農園では、収穫作業を手作業で行っています。せっかく育てた野菜を傷めないように細心の注意を払って丁寧に収穫します。手塩にかけた野菜たちの収穫は、我々にとって至福の瞬間の一つです。

手作業による丁寧な収穫

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